みんなNiaダンスを知らな過ぎです。
まったく縁のなかったダンスが趣味になったことがとても嬉しくて、Niaを踊るようになってから、「いま、ダンス教室に通っているの!」とスイスやほかのヨーロッパの国に住む友人や知人たちに話していました。
育児に家事に書く仕事にと時間を費やし、趣味といえば、何年も読書や語学の勉強といった静的なものでした。思い切り体を使ってという動的な趣味を、本当に新鮮に感じました。
ダンスと聞くと、当然だけれど、みんなは「どんなダンスにしたの?」と種類を知りたがります。
そこで、私は得意気に「ちょっと変わっているの、Niaダンス。N、I、Aと書いてニアよ」と答えます。
なぜ得意気か?
Niaダンスはヨーロッパで人気とはいえ、フラメンコやズンバほどには知られていません。「聞いて聞いて、私は違うことに関心があるのよ、人の知らないことを知っているのよ」と自慢したいのかなと自分なりに思っています。
これまで「Nia、知ってる!」と答えたのは、たった2人です。
1人は同じ執筆業をしている日本人女性で、以前1回試したから。もう1人はご近所のスイス人女性。前にダンスにはまっていて、チューリヒ市内でNia教室に2年間通ったことがあったそうです。
人が知らなくても、私が大好きなダンスだからいいのですが、Niaの楽しさを、もっと多くの人たちに知ってもらいたい、その人たちにも楽しんでほしいなとは常に思っています。