Niaダンスは、宗教っぽいのか?
Niaダンスはいい!私があまりにも熱く語るからでしょう、お試しで1回踊ってみたいという女性の友だちが何人かいました。
そのうちの1人は、日頃ヨガを実践していて、体にとても興味がある友だち。もう1人は、運動不足で何かしたいという友だちでした。
ヨガをやっている友だちは、私が通っていたNia教室に一緒に行きました。とても楽しんでいました。Niaはヨガの要素が入っているので、勉強にもなったと言っていました。エネルギッシュな先生のことも印象に残ったそうです。彼女はヨガがあるので、Niaに通おうという気持ちからではなくて、知りたい(体験したい)ということで参加しました。
運動不足の友だちのほうは、私の教室ではなく、でも、私が知っているNiaの先生の教室に行きました。とってもよかったと話してくれたのですが、めまいをよくする彼女は、クルクル回る動きが割と多いNiaはちょっとつらいと、継続するまでには至りませんでした。
Niaを続けてやってみようと思わない理由は、もちろん、人ぞれぞれです。
Nia教室に定期的に通っていたころ、半年ほど来ていた人がやめました。いつも挨拶をしていた人でした。先生からは「〇〇さんは、ダンスより、フィットネスクラブでマシンを使って体を動かすほうが好きだと改めて気づいたのだそうです」と聞きました。
まったく違う理由でNiaを始めなかった人もいます。Niaのお試しに行ったことがある人が、「なんとなく宗教っぽいから通う気持ちになれなかった」と言っていました。そのお試しでは、部屋の電気を少しの間消して、薄暗い中で踊ったりしたとのこと。その雰囲気が新興宗教っぽかったのだそうです。
部屋の電気を消してストレッチしたり踊ったりすることは、Niaの中に含まれています。何十分間もではありませんし、毎回ではありませんが。
パリでNiaを踊ったとき、部屋を暗くして、みんなで床の上をゴロゴロ転がったりしたときは、「今日は結構長いな」と感じました。音楽に合わせて楽しく踊るダンスを想像している人には、こういった暗がりの演出は確かに奇妙に見えるかもしれません。
宗教っぽいという見方をしたことがなかったので、この発想は意外であり、面白くもありました。